島本和彦の熱血ギャグマンガが原作の映画『逆境ナイン』を観て来ました。
前情報とか無しで観たので、仮面ライダー響鬼の明日夢くん(=栩原楽人)がワキで出演しているのに驚きました。ポジションからしてライトだし本当にただの脇役でしたが。 客層が若い女性とカップルばかりだったのにはもっと驚きました。島本和彦のファンっぽい人なんて1人も見なかったよ。ハチマキしてる人とか、ヘッドギアしてる人なんて全く。 とにかく見終えてこれだけは言いたいことは ちっちゃい、かわいい、天然、でも自分はしっかり持っている という島本マンガのヒロインの一類型を堀北真希が完璧に具現化しています。 それだけでなく彼女には独特のオーラがあって彼女が出ているシーンだけが月曜ドラマランドのようでした(演技が下手ってことではない)。…そうか。親しみやすさを前面に押し出したちょっと昔のアイドルみたいなオーラがあるのね。名前を挙げると高井麻巳子みたいな。 彼女をゆかりちゃん役に「炎の転校生」を月ドラ化して欲しいぜええ。とりあえずバレーボール編だけで良いから。 本編に関してはあまりネタバレするのも何なので簡潔に。 登場人物の皆が皆、全身全霊でボケ倒したツッコミ不在映画です。誰も(監督も)拾わないのでオチてません。笑えません。観ていて声に出してツッコミたいのに映画館だから出来ない、その歯がゆさがだんだん気持ち良くなってきてというソフトSM映画です。 この映画には他人のボケを拾うような親切な登場人物はいません。 何故なら全員が全員、自分が主人公だと思っているから。自分のルールで動いているので世間のルールを持ち出してきて摺り寄せる必要が無いから。人の話を聞かないのが青春だから。 (青春って良いよなあ。みんな脳から変な汁出てて~) 斜め上にボケ過ぎているので人に薦めるには癖があるけど若さとバカさが気持ちよく表現されたなかなかの青春映画だと思いました。今度は家で思う存分ツッコミながら観たい。早くWOWOWか日テレでやらないかなあ。 by interstellar_dust | 2005-07-13 00:43 | t.v. / movie
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